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小児矯正は必要?どんな装置を使うの?
小児矯正治療ではインビザラインファーストやマイオブレースなどのマウスピースを使ったものや、入れ歯のようなプラスチックにワイヤーを組み込んだ床矯正といった取り外し式の装置を使用します。小さなお子さまにとっては、矯正装置をお口の中に装着すること自体、大きなストレスとなるかもしれませんが、それでもたくさんのお子さまが小児矯正を受けているのはなぜなのか?それは成人矯正と違って小児矯正には顎や舌、お顔の周りの筋肉の発育を助け顔立ちや姿勢を正しくする効果があります。また小児矯正をすることで大人になってから矯正をする際にスペースを確保するために歯を抜かずに済む可能性が高くなります。今回はそんな小児矯正を受ける必要性やメリット、実際に使用する装置の種類などをかんたんにご説明します。
▼成長期でなければ得られない効果がある
「矯正治療は何歳になってからでも受けられる」という話をよく耳にしますが、それは大人が受ける歯列矯正に限られたことです。小児矯正は受け口(反対咬合)の治療は4歳ごろから、乱ぐい歯(叢生)や深いかみ合わせ、出っ歯の治療は5~8歳くらいに始めるのが良い時期で、これらの時期を逃すとより複雑な矯正治療が必要となってしまいます
年齢制限があると言っても間違いではないでしょう。これは成長期でなければ得られない治療効果があるためです。
6~12歳の時期は、子どもの歯から大人の歯へと生え変わると同時に、顎の骨の活発に成長します。その力を上手く利用しながら、骨格的な異常まで改善するのが小児矯正の主な目的といえます。12歳以降は顎の骨の成長も終わりに近づき、永久歯列も完成してくるので、歯並びの乱れを整えるためには抜歯が必要となる可能性が出てきます。
▼小児矯正で使用する装置
小児矯正で使用する装置は、取り外し式のものがほとんどです。当院では、インビザラインファースト・マイオブレース矯正・床矯正といった装置に対応しています。
◎インビザラインファースト
子ども向けのインビザラインです。透明な樹脂製のマウスピースを装着して、歯並びの乱れを整えます。インビザラインファーストとでは、顎の骨の成長をコントロールすることも可能です。
◎マイオブレース
マイオブレースもマウスピースタイプの矯正装置ですが、既製品を調整する点でインビザラインファーストとは異なります。歯並びの改善に加え、口呼吸を鼻呼吸へ移行したり、舌を正しい位置に誘導したりするなど、装置に期待できる効果も大きく異なるといえます。
◎床矯正
床矯正の主な目的は、歯列や顎の骨の幅を広げることです。永久歯をきれいに並べるためのスペースを確保し、出っ歯や乱ぐい歯の症状を改善、もしくは予防します。
▼まとめ
今回は、小児矯正の必要性や使用する装置について、新宮町の新宮おかべ歯科が解説しました。そんな子どもの矯正治療の費用や期間、手順などについて詳しく知りたいという方は、いつでもお気軽に当院までご相談ください。当院は小児矯正の実績豊富な歯医者さんです。
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