ブログ

歯科のメンテナンスが重要な理由【新宮の歯医者が解説】

全身の病気の予防でメンテナンスを受ける機会というのはなかなかありませんよね。例えば、風邪やインフルエンザ、胃腸炎などを予防するために病院へメンテナンスを受けに行く人はほとんどいません。それだけに、歯科のメンテナンスだけなぜそれほど重要視されるのかわからない、という方が大半を占めることかと思います。そこで今回は、歯科のメンテナンスが重要な理由について、糟屋郡新宮町の「新宮おかべ歯科・こども矯正歯科」がわかりやすく解説します。

 

▼お口の病気の特殊性について

お口の病気は、風邪や胃腸炎といった全身の病気とは少し異なる特徴があるため、3~4ヵ月に1回のメンテナンスが必要となります。

◎経過が遅く、自覚症状に乏しい

風邪やインフルエンザ、胃腸炎などは、細菌やウイルスに感染して数日の間に発症し、その症状も2~3日で治まっていきますよね。そうした病気は日頃の健康管理が重要となることから、メンテナンスの必要性はそれほど高くはありません。

虫歯や歯周病も感染症の一種ではありますが、病気を発症し、自覚症状が現れるまでにはかなりの期間を要します。歯周病に至っては重症化するまで気付かないことも珍しくないのです。

◎進行性の病気

これもまた風邪や胃腸炎との比較になりますが、一般的な感染症は自然治癒力によって症状が改善していきます。そもそも風邪の特効薬は存在しておらず、病院を受診して処方されるのは解熱剤や鎮痛剤であり、対症療法でしか手の施しようがないのです。一方、虫歯や歯周病は自然に治ることがなく、放置するほど進行していきます。メンテナンスを受けていれば、早期に発見することができ、虫歯治療や歯周病治療によって根本から治すことが可能です。

 

▼歯は再生しない組織

虫歯になると、少なからず歯を削らなければなりません。歯周病を重症化させると、歯そのものを抜かざるを得なくなります。そうして失った歯質や歯は再生することがないため、虫歯・歯周病は可能な限り予防、もしくは早期発見・早期治療するのが望ましいのです。その上で必須となるのが、今回のテーマである歯科のメンテナンスです。

 

▼まとめ

今回は、歯科のメンテナンスが重要な理由について、糟屋郡新宮町の「新宮おかべ歯科・こども矯正歯科」が解説しました。皆さんもかけがえのない歯を守るためにも、歯科の定期検診・メンテナンスはしっかり受けていきましょう。

新宮おかべ歯科